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ACCESS POINT 3:第3話

ACCESS POINT 3:第3話

第3話目です。
第1話にも書いたとおり女性向けの描写があります。
ので。

ここからさきはR18指定させていただきます。

大した文章ではありませんが昨今の例の条例等もありますし・・・・
そもそも悠久を知っている10代がいるのかが甚だ疑問ですが(笑)

条件を満たしている方は先へお進みください。
-3-
 


「トーヤ、シャワーありがと。」

「よく拭いたのか?風邪引くぞ。たかが風邪だとあなどると・・・」

「それより、しよ?」

クラウド医院のトーヤの自宅でシャワーを借りたたくみは長くなりそうだった医

者の小言を遮って誘いをかけた。

「ね?」

「・・・・・・」

トーヤは無言のまま眼鏡を外し近くの机の上へのせる。

それが合図のようにどちらからとなく唇をあわせ深いキスを交わす。

「んっ・・・んん・・・・」

唇から首筋へ、首筋から胸元へ身体のラインをなぞる様に下りていく。

「ね、トーヤ・・・」

「ん?」

「ずっと聞きたかったことがあるんだ」

「なんだ?」

「なんで・・・・相手してくれんの?同情?それとも医者だから?」

「・・・・・・・・・」

トーヤは質問には答えず握っていたソレをさらに強く握る。

「んっ・・あぁ!・・・・・トーヤ!!!!何怒ってんのサ!」

「お前がつまらないことを聞くからだろう。」

「ムッ・・・・・つまらない?じゃあ質問に答えてよ」

「・・・・・・・さぁな」

「なにそれ?答えになってないよ!」

たくみは真面目に質問に答えてくれないトーヤにくってかかる。

「じゃあ聞くが何故オレに声をかけた?」

「ん~?????さあ?なんでだろ?」

「・・・・・・・おまえな・・・・・・・・」



しばしの沈黙。



「プッ。」

2人同時に吹き出す。

「ま、いっか。どうでも」

そう言って質問の主はいとも簡単に質問の答えを諦め、答えを出さなかった回答

者の胸に顔を埋めた。

甘い答えを求めていたわけじゃない。苦い答えを求めていたわけでもない。

たぶん、ただ知りたかっただけなのだ。

今自分の中にあるものがなんなのかを。

でもそんなのはもうどうでもいい。

どんな言葉で呼ぼうが今自分を1番理解してくれている人間はこの人間なのだから。

それだけで十分じゃないか。



たくみはトーヤに軽くキスをした。

そして2人はそのまま一時中断していた行為を再開し始めた。



・・・・互いの吐息と互いの鼓動、ただそれだけを感じながら・・・・



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